『英国王のスピーチ』を観ました。

英国王ジョージ6世のお話。

この映画が話題になるまでは兄のエドワード8世の方が有名だったんじゃないかな?

二度の離婚歴のあるアメリカ人シンプソン夫人と結婚する為に国王の座を退位したエドワード8世。

二人の恋は『王冠を賭けた恋』と呼ばれていて日本のテレビ番組でもよく取り上げられていました。

突然エドワード8世の代わりに王位を継がなくてはならなくなった弟アルバート(後のジョージ6世)は重度の吃音症。

映画は吃音症を治す為に出会った言語セラピスト、ライオネル・ローグとの友情物語です。

主演のコリン・ファースは傷付き易そうな、少し情けない、それでいてとても誠実であっただろうジョージ6世を見事に演じています。

ジョージ6世の娘は現在のエリザベス2世。

実際の歴史の裏にはやはり様々の人間の生き様があるのですね。

『江』もだけれど、最近歴史が少し好きになった私です。